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不果実性
計画を仕事とする設計という行為によって、どうやって計画的思考を超えてゆけるか。
あいかわらずなかなか超えてはゆけない。

その超えてゆけなさの一つの原因は、形式として固有性を失いつつある、在来軸組を内装と外装でくるんでおしまい、というのを無批判に使ってしまっていることにあると思う。
工法として機能的、法規的、その他さまざまな要求に対する合理性があるものだけども、あまりに一般化しすぎて、そこに固有性、もしくは柄谷的な意味での社会性が生まれにくい。

工法としてリスペクトしつつ、どうやればそこにズレやゆらぎを与えることができるか、工法そのものが生き生きとしだすか、というのをちゃんと向き合って考えていかないと、いつまでたっても自分のつくるものは建築には到達できなんじゃないか、という気がしている。

そのためには、工法のそれぞれの要素や機能をひとつひとつ検証して、塚本さん風に言えば再び実践状態に戻す、というような作業が必要なんだろう。

建物としての機能を犠牲にすれば簡単だけど、そう言って、時間や予算を言い訳にしていてはいつまでたっても建築にはたどり着けない気がする。
by kotanimasafumi | 2016-12-26 21:54 | つぶやき | Comments(0)
あべのハルカス
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日ノ本一の超高層建築から。

16階からEVに乗って、60階までたったの45秒。
地上300mからの高みの見物。
美し夕焼け。

「ハルカス」の名前の由来は、「伊勢物語」の一節にある「晴るかす」(晴らす、晴れ晴れとさせる)。
まさに透き渡る空を一望する。
by kotanimasafumi | 2016-12-23 21:50 | たび | Comments(0)
図面の密度
「図面描くほど高くなるか」問題。
地方の小規模な住宅程度の仕事を長く続けようと思えば、適度な密度で描く…
とはならない可能性もある。

描き足りないと、その現場は安くおさまる可能性もあるけれども、
次回からは想定以上に高く見積もられる可能性があって、次回以降のクライアントにしわ寄せが来る可能性がある。
当然、描いてないことの無理強いが通るかわからないし、現場の士気が下がる可能性は高い。

描きすぎると高くなるか、というのは正直分からない。
ただ、良い施工者にあたればいいけれども、そうでない場合、
情報量が多すぎると、ちゃんと図面を読み込めて無い可能性があり、
1から10まで気をつけないといけなくなる。(当たり前のことができてないだけだけど)

描くにしても、情報に優先順位をつけて、なるべく伝わりやすく書く、というのが大事で、描けば描くほどいいか、というとなかなか難しい。

予算が厳しいものがほとんどなので、優先順位の高いものはきちんと図面で指示して、その他は予算に応じて柔軟に対応する、というやり方でないと続けていくのは難しい気がしている。

描けるだけ描いて指示済みの状態にしてた方が現場の精神的負担は確実に減ると思うし、それが正統だと思う。
そこから一歩下がって緩さを保ちながらバランスを取るようなやり方もあるような気がする。

やっぱり、コストを考えた上で描くべきことは全てきっちり描く、というのが正解だと思う。
その上で如何に施工者の理解とのギャップをなくすように分かりやすく描くか。
図面だけでなく現場で考える、というのはあると思うけど、
図面もしくは設計、または計画の可能性を信じることができなくなったら、
それはアマチュアだと個人的には思う。

空間を変えうるのは思考の密度だと感じてるし、それはまずもって図面に現れる。
現場で絶えず試行錯誤ができるのなら別だけど、
計画でこそ繰り返し思考することが可能で、それを圧縮し、図面の密度、ひいては空間の密度に変換できる。
たぶんプロなら図面一枚見たらどの程度の密度か一目で分かる。

その密度をどうやったらあげられるか、をいつも考えてるけど、言うは易く行うは難し…。
by kotanimasafumi | 2016-12-15 00:44 | つぶやき | Comments(0)
体を動かす
野良仕事や単純作業にのめり込む。
すると頭のなかが整理整頓されるスペースがあく。

するとそこにどこからともなく新しいアイデアや疑問の答えが沸いてくる。

上手く体と心が動き始める。
だから昔の人みたいにちゃんと体を使って働くことは大事だと思う。

あれやこれやと
くどいことをしていると
なんと頭の中に複雑な街ができてパンパンになる。
回りくどくゴチャゴチャしてるわりに中身がない見かけ倒しな感じ。

お百姓さんの話はスッキリしていて核心をついていて消化しやすいのに凄く体に良い感じがする。

体を使おう‼
by kotanimasafumi | 2016-12-04 21:37 | つぶやき | Comments(0)