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カテゴリ:つぶやき( 112 )
無力さの自覚

あの時、Twitterのタイムラインで救助要請のツイートを見ていた。

西日本豪雨によって自宅が浸水し、避難できずに取り残されている人の言葉だ。

「早く助けてください」

心が痛んだ。

その方のプロフィールと、豪雨前のツイートを読む。

たぶん、自分よりずっと若い女性だ。

今はご家族と自宅の2階にいて、2階も浸水しはじめている。

早く、一刻も早く、安全なところへ行って安心したいだろう。このままじゃ死んでしまうかもしれない、という恐怖に震えているかもしれない。

助かってほしい。Twitterの画面の見つめ、念じる。

だけど、自分にはどうにもできない。

リツイートしようとしたとき、その救助要請ツイートに対して他の方が「この方は無事に救助されたそうです」と引用リツイートしているのを見つけた。


良かった。


いや、その方にとっては、災害に遭わないほうが良かったに違いない。

でも、救助されないよりは、救助されて良かった。

すべての人が、無事に救助されたらいい。暖かいところで、安心して眠れたらいい。

そう願うだけで、自分は何もできない。


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災害が起こるたびに、自分の無力さを実感する。


誰かを救いたいとか、誰かの役に立ちたいと思ったとき、まずは自分の無力さに自覚的であることが必要だとも思う。

無力だからと諦めるのではなく、無力さを思い知ったうえで、自分にできる最善を考えること。


「救いたい」という気持ちを否定したいわけではない。

「救えるはず」という思い込みが、おこがましいと思ってしまう。


自分の善意が、必ずしも相手にとって救いになるとは限らない。

自分の気持ちと相手の気持ちは、まったく別のものだからだ。

妻や両親が自分のためを思ってしてくれたことに対して、「気持ちはありがたいけど、まぁ、ぶっちゃけ嬉しくはないな」と思ったことは、たくさんある。

逆も然り。


自分が善意でやったことが、相手にとっては「たいして嬉しくない」ことかもしれない。


それは、どうにもできない。だからこそ、せめてそのことを自覚していたいと思う。

自分の無力さを自覚せず、自分にできる「救済」が相手にとっても「救済」になると思い込むと、例のスラム街観光で炎上した大学生みたいになる。


「自分の知らない世界を見てみたい」という欲求そのものは、否定しない。知的好奇心は誰にでもあるものだし、他人が否定するべきではないと思う。

ただ、それはあくまでも「自分の欲求」だ。


「貧困の子供たち」や「日本のジャーナリズム」への貢献には、残念ながらなり得ないだろう。彼らが企画した程度のこと(現地の子どもとの交流、映像作品の制作)では、他者や社会に貢献できないと思う。

彼らは、自らの無力を自覚したことがないのだろうか?


自分の無力さを自覚するのは、決してネガティブなことではないと思う。

無力なりにできることは0ではないし、自覚しているからこそ「善意を押しつけない」ことに注意深くいられるかもしれない。



by kotanimasafumi | 2018-07-14 09:26 | つぶやき | Comments(0)
記録的豪雨
これまでにない経験のような豪雨が広い範囲を襲った。
西日本を中心に、土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、
多くの犠牲者が出ており、刻一刻とその状況は危機的状況へと変化していく。
住宅のほか鉄道や道路などインフラも甚大な被害を受け、不明者の捜索を急ぐとともに、これ以上被害が出ないように警戒を強める必要がある。

6日以降、広島県をはじめとして岡山、鳥取、福岡、京都などの11府県に大雨特別警報が発令。
「重大な危機が差し迫った異常事態」と、気象庁が強く警戒を訴えた通り、記録的な降雨量に見舞われた。

--
□平成30年7月8日 気象速報 広島地方気象台
https://www.jma-net.go.jp/hiroshima/siryo/20180709_sokuhou.pdf

7月3日0時~8日12時までの総降水量は、呉市蒲刈517.5mm、三原市本郷490.5mmを観測。
7月5~7日の72時間雨量を見ても広島県内広く400mmを超えている。
場所によっては600mmに迫り、観測史上最大の雨量を記録したと所も多くそれは広島県内だけに限らず岡山や愛媛をはじめ瀬戸内周辺の地域に広く分布。
5日未明から本降りの雨が降り続け、台風によってすでに先行雨量で200mm近い大雨となり地盤がすでの相当緩んでいたところに
6日夕方と7日早朝の2度、非常に激しい雨のピークが襲うという例年にない状況。
6日夕方から7日朝までの半日ほどで350mmを超える記録的な雨量。
--

夜明けとともに各地の甚大な被害状況が伝えられ、言葉を失った。
4年前の2014年8月の広島土砂災害と異なり、局所的ではなく広範囲に強い雨が降り続くという…まさか。
あちこちの駅が冠水し、線路が流され、道路が泥水色に変わり、家々がなぎ倒され、車が流され、どこが川でどこが道路で普段の水位はどのくらいか全く分からない状況が戦々恐々とニュースに流れる。
あちこちが陥没、土砂崩れなどで通行止めが続く。
e0149941_05381324.jpg
e0149941_05384333.jpg
--
□中国地方の国道の通行止め区間 / 国道事務所
http://www.cgr.mlit.go.jp/mkisha/cgi-bin/kisha.exe
□中国地方の高速道路の通行止め区間 / NEXCO西日本
http://www.w-nexco.co.jp/
htt://ihighway.jp/web/
--

多くの被害者が出ており、交通網が寸断され、停電や断水などインフラを断たれた地域もあり、生活がままらない中で、まずは身辺の状況把握と的確な判断が欠かせない。
危険を感じたら避難すべきだが、動くとかえって危険な場合は、とどまって建物の上の階にいるなど、冷静な行動をとる必要がある。
被災地では警察や消防など自衛隊が4万8千人態勢で捜索や救助活動に当たっているという。
期待したいが二次被害に十分気を付けて活動してもらいたい。
3年前、国土交通省は明らかに雨の降り方が変化していることを「新たなステージ」と捉え、
防災の在り方を示した。
広島土砂災害を引き起こした線状降水帯による集中豪雨をはじめ、雨の局地化・激甚化が全国で顕著によるもの。
「命を守る行動を」という呼びかけが、九州などで災害が発生するたびに叫ばれるのを耳にしてきた。
他人事ではなく、防災の心構えと万が一の際の行動をいま一度、胸に刻む必要がある。
被害を食い止め、復旧を急ぐことは大事だが、同時に地域を点検し直すことも必要。
防災士をはじめ、地域の防災リーダーを育成し、実際に動ける体制を構築し、災害に強いまちづくりを願う。

□土砂災害ポータブルひろしま
http://www.sabo.pref.hiroshima.lg.jp/portal/top.aspx
□広島県土砂災害危険情報
http://www.d-keikai.pref.hiroshima.lg.jp/public/Top.aspx
□広島県防災WEB
http://www.bousai.pref.hiroshima.jp/

by kotanimasafumi | 2018-07-08 04:24 | つぶやき | Comments(0)
七夕

今日は七夕。


七夕には願い事をしよう。

簡単で良いから。


自分は年がら年中、願い事してるけどw

願う事は叶う事。

逆に言えば、願わないと叶わない。


--

ELLEGARDEN「Make A Wish」(一部抜粋)

…Let's make a wish
Easy one
That you are not the only one
And someone's there next to you
holding your hand…

--


簡単で良いから、願い事をしようゼ。

いつもそばにいる人が幸せでありますように。

ご飯いっぱい食べれますように。

もう雨が降りませんように。

もう地震も来ませんように。

安心して眠れますように。

美味しい、かつ丼が食べれますように。

もっと広い部屋に住めますように。

お金たくさん稼げますように。

などなど…


全部、勝手な自分の願い事ですけど、

一個じゃなくて良いんだと…

なんでも良いと思う。

なんでも良いから。

願い事をしよう。


--

ELLEGARDEN「Make A Wish」(一部抜粋)

…Make a wish
You'll be fine
Nothing's gonna let you down
Someone's there next to you holding you
Along the paths you walk…

--


願い事って、一種の元気玉みたいなもんだと思うんです。
それが誰かに届いて、その誰かのやる気と元気になって、その元気がまた誰かの元気になって、願い事になって繋がっていく。
そして今度は自分が誰かの願いを叶える番になって、いつか自分に帰ってくる気がして。

僕は年がら年中願い事してるんです。

そうなったら、楽しいから。

誰かの願い事を自分が叶えられたら、楽しそうだ。



豪雨の七夕。

星は見えなくても、夜空を見上げて見てください。
どこかで、誰かが、同じ様に、同じ夜空を、見上げてるから。

“皆んなの、願い事が一つでも多く叶えられますように”




by kotanimasafumi | 2018-07-07 05:26 | つぶやき | Comments(0)
なんとなく

なんとなく好きな雰囲気の家。
なんとなく住みやすそう。


今日ご相談に伺った際に話してくれた「なんとなく」はとても正直でとても嬉しいことばでした。

シラスの左官壁とシナ材の優しい肌触り。
その素材感がやさしい空間を作ってくれています。
こういうやさしい雰囲気がなんとなく好き、そういう表現でも充分。


逆になんとなくモヤモヤする、というのも大事。


家づくりをする上で、嫌な気持ちに蓋をすると、生活を始めてからその蓋は開いてしまいます。

なんとなく、を読み取りそれを図面化、言語化、視覚化するのが建築家である自分の仕事。
それを暮らしの中から読み取るのもとても面白いものなのです。


by kotanimasafumi | 2018-06-10 06:45 | つぶやき | Comments(0)
終わりの始まり

1月は、往く。

2月は、逃げる。

3月は、去る。


2018年が始まって3ヶ月。

90日余りが消化して、3月も早今日で最後。

特にこの時期は移り変わりのある独特な空気感ある日々かと思います。
卒業というワードが飛び交ったり…。


環境的には何も変わらないけど、意識的には変わっていけたらと思います。

今日で何かが終わったとしても明日からまた何かが始まる。
変化があったとしても不安抱えるよりワクワクを持っていけたらいい。

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by kotanimasafumi | 2018-03-31 09:26 | つぶやき | Comments(0)
図面の線

自分の考えていることを、自分の思う正確な言葉で表すのはとても難しい。

エスキス時においても書く時点でも書いては消し、消しては書きしたし、出来た図面をみると思ったことの半分も表現できていないような。

でもこれで言いたいことは言えているような…。


少なくとも“思っていないこと”は書いていないので、ひとまず良しとする。


こうして考えると、人がどこかにアウトプットする線や文字や話す言葉は、その人の思考の何百、何千分の一位なんじゃないかなと思えてくる。
自分の中にふわふわと浮遊している感情のほんの一部だけが、外の世界へ出てきて来られているような。
その時つかみきれず外へ出なかった感情も、あるとき何かとつながって、いつか表舞台へ登場する日もある。
そんな感じで、自分の中に存在する、外に出たがっている感情や言葉を探す日々。


自分で自分の考えをつかまえて外に出すのも技術ということ。

そして表に出す時に忘れないようにしたいのは、図面という線は書く人と見る人がいて初めて成立するということ。
書く人は「上手く表現できた!」と思っても。見る人がその通り捉えるとは限らない。
人の受け止め方は十人十色。


“自分の描いた線は、どんな風に捉えられるだろう”。

そんな想像力を動かすことも忘れないで書いていきたいと思います。



by kotanimasafumi | 2018-03-13 09:11 | つぶやき | Comments(0)
普通のことを不思議だと思うセンス
最近気になっていることばの中にこんなものがある。

"好奇心を生むためにもっとも必要なのは5W1Hではなく、「WONDER」、普通のことを不思議だと思うセンスだ"

ハッとした。けどハッとしただけで、まだ自分が感じたなにかを捉えられずにいた。
だからこのことばを分解してみた。

▶︎5W1H why|なぜ who|誰が what|なにを where|どこで when|いつ how|どうやって

▶︎wonder 名詞|驚異、驚嘆、驚き、 驚嘆すべき[不思議な]もの[人・出来事]、(自然界などの)奇観、奇跡 形容詞|驚くべき、驚異の、すばらしい、魔法の、魔力のある 動詞|不思議に思う、驚く、怪しむ、疑わしいと思う、いぶかる、思案する、知りたいと思う

▶︎sense 名 詞|感覚(機能)、(漠然とした)感じ、気持ち、感じ、意識、(美・方向などに対する本能的な)センス、勘、判断能力、(知的・道徳的な)感覚、観念 動 詞|感じる、感づく

以上を踏まえると、こうなった。

好奇心を生むためにもっとも必要なのは「なぜ」「誰が」「なにを」「いつ」「どこで」「どうやって」ではなく、「驚き」普通のことを不思議だと思う感覚だ。
なに言ってんのか余計わかんなくなった。ので、言い換えた。

5W1Hよりも普通のことをWONDERするセンスを磨いたほうが好奇心でるよ。
うんうん、少し前進。これを分解。

「なぜ」「誰が」「なにを」「いつ」「どこで」「どうやって」よりも普通のことに「驚く」感覚を磨いた方が好奇心でるよ。
あ、なんとなく分かりやすくなった気がする。さらに言い換え。

ものごとを「深掘り」するより、そもそも「それってすごいことじゃね?」って思える感覚磨け。そしたらオマケに好奇心ついてくっから。

あー、そういうことね!
5W1H思考を意識しながらものごとを捉えることが多かったせいか、理論的な思考パターンにズドーンとハマってた。
もっとワクワクしよう。ただそれだけ。
それだけのことが、人生の中ではすんごい重要なんだなって。
そう再確認。

今まで何回も気付いてたのに、すぐに見失ってしまう感覚。ハッとしたのは、自分の中の好奇心がなくなってたことだったと気付いた。
もちろん5W1Hはすごくいい思考法だし、これからもバシバシ使っていく。
けどWONDERの後の5W1Hはもっと良い答えを探し出してくれる気がする。
そのためにも「普通のことを不思議だと思うセンス」ゴシゴシ磨いてみようと思う。


by kotanimasafumi | 2018-02-26 05:38 | つぶやき | Comments(0)
2018
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謹賀新年 | 凡事
--
『凡事徹底』
【誰にでもできる平凡な事を、誰にもできないくらい、徹底して続けました。
そのおかげで、平凡の中から生まれる「大きな非凡」を知ることができました】

イエローハット創業者である鍵山秀三郎さんのお言葉。

鍵山社長は良い社風を作るため、トイレの掃除を自ら始めたと言います。
「トイレ掃除のような生産性がないことをやっているより、もっと経済性の高いことをやったらどうか」という非難の声が圧倒的であったといいますが…。
しかし逆境にくじけず、50年以上 トイレ掃除を続け、自己の道を貫いたそうです。

掃除をする中で、本当に汚いのは おごりや慢心、愚痴、不平不満を募らせている「自分の心」であること。
心に積もり続けているゴミを掃除しない限り、人の心は晴れない…。
心のゴミを払って初めて、本当の生き方が出来るのだと気が付きました。
--

ひと掃きするごとに 心の塵が消え、雑巾でひと拭きするごとに 心の輝きが増す。
掃除をしてピカピカになると、心まで引き締まってきれいになるから不思議です。

「心の大掃除」から始まる一年です。

今年も忖度しながらもお付き合いを、心よりお願い致します。
平成戊戌


by kotanimasafumi | 2018-01-03 08:04 | つぶやき | Comments(0)
続ける

なかなか難しい事である。続けるということは。

ただ、難しく感じるから難しいのであって、あと、無理矢理続けようとするから難しいんだということにも気がついている。

続けるのが難しければ、よく考え直した方が良い。

続けるべきなのか、そうじゃないのか。続けた方が良いのか。

もちろん未来は予測不可能なので、どちらに転ぶかは分からないが、なぜ続けるのが難しいのかは、よく考えた方が良い。


これが、良かったのか悪かったのか、分からないが、今時点では、結果的に良かったんじゃないか、と思っている。

それが、『良かった』と言えるようになるには、今、継続している仕事を続けて『辞めなくて良かった』という未来が訪れた時、笑顔で言えるんだろう。

そう言える時を、一刻も早く迎えるために、続ける。

明日も、新たに。

続けること。

良い事ばかりじゃないけど、自分は結構好きだ。

さぁ、明日も頑張ろう。


by kotanimasafumi | 2017-12-03 08:15 | つぶやき | Comments(0)
阪神32番 新井良太
代名詞のフルスイングと良太スマイル。
誰からも愛された元気印。
その身体で野球が思いっ切りできたことは本当に素晴らしい。
幼い頃から変わらない優しさと心使いと真っ直ぐな眼差し。

懸命に生きたプロ人生。
記録以上に記憶に刻んだ12年間。
静かに、だが潔く、幕を下ろす。新井良太として−


本当にお疲れ様でした!
応援することが出来て、良かったw

タイガースの32番w
最高でした!!!

--

「私、新井良太は、今シーズンを持ちまして、引退をさせていただきます」

-まずは昨日の試合を振り返って。

「正直、安藤さんの引退試合だったので。僕は目立たないようにといいますか、こっそりやろうと思ったんですけど。皆さんに送り出してもらって、本当に感謝しかないです」

-試合後は安藤選手と2人で場内一周。

「申し訳ない気持ちと、あとはファンの方にありがとうという感謝の気持ちを示すことができて、本当によかったです」

-試合中はスタンドを見ることができたり、プレーしている自分を感じることができた。

「安藤さんの引退試合だったんですけど、泣くのを我慢するのに必死でした」

-打席前にはこみ上げるものがあった。

「いろんな思いが走馬燈のように頭の中を駆け巡ったので。本当に…泣くのを我慢するのに必死でした」

-いまもそうですか。

「いまはもう、すっきりしています」

-試合では好プレーもあったが。

「安藤さんは公私ともにお世話になったので。ああいう風に球が飛んできて。たまたまですけど処理することができた。運命と言わないが、すごい巡り合わせだなと思った」

-試合での2打席はどう振り返るか。

「真っすぐを投げてくれたんですけど、打てなかったので。だからダメだったんですかね。なんとかホームランを打ちたいと思ったんですけど、ダメでした」

-胴上げもあった。改めてチームメートに対する思いは。

「福留さん、トリさんが言って下さって、あいいう形になったらしいんですけど。本当に先輩、後輩、感謝しかないです」

-悲鳴に近い歓声、声援も印象的だった。

「ファンの方あってのプロ野球選手だと、ずっと思ってやってきましたし。改めて、野球をやらせてもらったという、感謝しかないですね」

-プロ野球生活12年間。あらためて引退を決意した理由は。


「1年1年が勝負なんですけど。今年は本当に、一番強い覚悟を持って臨んだシーズン。腹をくくって臨んだシーズンでした」

-そのシーズンはどうだったのか。

「いい意味でいろんなことを考えさせられた、経験できたシーズンでした」

-まだできるという声もあった。

「やっぱり数字のケジメをとらないといけないかな、という気持ちでした」

-1軍で活躍することが一番か。

「プロ野球選手は1軍の舞台にいて、そこで結果を出してナンボだと思っています」

-引退を伝えたときの周囲の反応は。

「一番に相談したのは、兄(貴浩=広島)だったので。オールスター明けくらいから考えて、兄には相談して。兄は『お前が決めたらいい』と。『やるにしても、やらないにしても、お前が決めたらいい』と、親身になってアドバイスをくれた。両親はやって欲しそうだったが、兄が『お前の人生。お前が決めたらいい』と言ってくれました」

-阪神でも共にプレーした。兄の存在は。

「自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は自分だと思っています」

-阪神で活躍した思い出は。

「やっぱり2011年の秋のキャンプで、片岡さん(打撃コーチ)に付きっきりで指導していただいて。翌年に少し試合に出させてもらったので。本当に片岡さんには感謝しています。これでダメならもういい…と思えるくらい教えていただいたし、この人に付いていこうという方だったで。片岡さんと出会えたことには、本当に感謝しています」

「去年、今年と思うように結果が出せなくて。申し訳ないというか、自分が打って恩返しがしたかったです」

-金本監督の反応は。

「そうか、分かったという感じだったです。でも、たくさん言葉はなかったですけど、雰囲気で感じ取って。言葉以上のものを感じるものがありました」

-プレーで印象に残っているシーンは。

「サヨナラ安打、本塁打もすごく印象的ですし。兄とアベックホームランも印象的ですけど。やっぱり昨日の試合が一番ですね」

-温かいファンの声援も印象的だった。

「あれだけ大声で『良太、良太』と呼んで下さって。本当に選手冥利に尽きます。温かさしか感じませんでした」

-阪神でプレーした期間の印象は。

「つらいこと、苦しいことがほとんどでしたけど。やっぱり甲子園でプレーできること、大歓声の中でお立ち台に立てること。そのことを励みに頑張ってこれたし、それがあったから頑張れました」

-チームメートと共に戦った。

「監督、コーチ、裏方さん、チームスタッフの皆さん、先輩、かわいい後輩たち。本当によくしてもらって、こんなによくしてもらっていいのかな、というくらいお世話になった7年間でした」

-昨日はいろいろ声を掛けてもらった。

「守備に就く前に鳥谷さんが『キャッチボールやろうぜ』って言ってくれて。鳥谷さんから言ってくれて。一番お世話になった方だったので。後輩は、僕が涙をこらえるのを、気まずそうに見ていました。話し掛けていいのかなって(笑)」

-チームの中でも声を出して、元気を出してくれる印象がファンの方にもあった。

「へたくそで不器用で、それだけでやってきたので。そのプレースタイルはね、最後まで貫けたんじゃないかなと思います」

-片岡コーチも「良太の声が戦力」と。

「声とかね、気持ちとかで結果が出るほど、プロ野球選手は甘くはないと分かっていますけど。それがないと、戦うことはできないと、自分は思っているので。最後までやり抜きました」

-一夜明けて改めて、プロ野球生活を振り返る時間はあったか。

「本当にスッキリしています。みなさんのおかげさまで、最高の思い出になりました。スッキリしています」

-今後は。

「本当、まだ何も決まってないので。ゆっくり考えたいと思います」

-野球から離れる。

「それはやっぱり、さみしさはあります」

-ファンのみなさんに。

「12年間、ドラゴンズで5年、阪神で7年。こんな僕を、たくさん応援していただいて、励ましていただいて。本当にありがとうございました。最高の12年間を、みなさんのおかげで送ることができました。ありがとうございました」

--
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by kotanimasafumi | 2017-10-11 22:06 | つぶやき | Comments(0)