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by kotanimasafumi
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学者的あるいはタイムトンネルの先に
自分の仕事の1つは築20〜40年の建物1棟をリノベーションすることです。
リノベーションのイメージってどういうものでしょうか?
多くの方に馴染みがあるマンションでいうと、
部屋の中の壁を壊してレイアウトの変更をするぐらいでしょうか?
自分の場合は、隣の部屋同士をくっつけてしまったり、
1階をカフェにしてしまったり、
エレベーターを設置してしまったりともっと大胆なことを計画し、リニューアルを行います。
部屋の中だけの範囲というのは建築基準法に非常に守られた空間です。
余程のことをしない限りはDIYでも違法状態にはなりません。
でも1棟リノベーションは、新築同様に法に深い理解がなければいけません。
建築基準法は、世の中に起こる事柄の中で厳しくなったり、皆さんが求めるものを普及するために緩和したりを常に繰り返しています。
そのため、目指したい未来の形に対して、過去と今現在を行き来しながら向き合っていかなければいけません。
その作業を行う度、自分は設計者というより、
学者のような、タイムトラベルをしているような気持ちになるのです。
まず、存在する建物を知らなければ、何の計画もできません。
デジタル化されていない紙の図面や当時の資料を、その時代の法律に沿ってできていることを理解します。
資料の数も物件により様々で多くの場合は少ないのですが、
少ない情報を手がかりに復元をしたり、推測しながら役所に確認したりします。
法の内容が変わって、現行法に適さなくても当時の法に沿って建って入れば、
既存不適格という是正を行わなくても良い状態になっています。
これをベースにあらゆる可能性を広げていきます。
店舗ができるか、ラウンジを設けることができるか、
床面積を増やすことができるのか、、、
物理的な有無と収益性、コストと判断材料を洗い出します。
※実際は他にも各済証や消防法などの様々な検討を行います。
□今現在を知る
建物ができた当時を頭に入れ、現場調査をしてみると、図面とは違う状況に出くわします。
設備が修繕されて既存のまま利用できるという良い面や、実は黙って増築されていたり。
過去と照らし合わせて、直すべきところは直さなければ、次のステップには進めません。
また、周辺環境や世の中のニーズを知ることも、
未来にあるべき形を考える上で大事な手がかりになります。
駅から遠ければ、車や自転車通勤が多いかもしれませんし、
飲食店が少なければ、コーヒーを飲んでくつろげる場所が求められているかもしれません。
□未来を創造する
洗い出した可能性、周辺環境、ニーズから、定めたターゲットに対して、
何を提供するかコンテンツを考えていきます。
単なる駐車場が1階にあった場合に、素敵なカフェになれば、より地域に開きますよね。
でも、駐車場が外にあるのか、半屋内で面積に入っていないのか、屋内で面積に入っているのかで、まるで解決方法のアプローチが違うのです。
そのために、過去の計画を正しく理解し、1つ1つ解決していかなければいけません。
そうして、競争力の低下した建物をリニューアルして、多くの人に慕われるものにします。
自分もこの仕事に関わるまでは、リノベーションは新築より簡単なものだと思っていました。
でも、非常に制限がある中で、どこまでジャンプできるのか。
そのために何度も過去の図面とやりたい計画と今の現状とを行き来しながら物事を進めていく過程に難しさと面白さを見出しました。
なにより何を残して、何を引いて、何を足すか、センスが問われるということ。

by kotanimasafumi | 2023-10-27 14:46 | つぶやき | Comments(0)
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