今年の春は、どうにもこうにも桜に優しくない。
梅雨みたいに曇りと雨の日が続いて、風も強い。
気温もあまり高くなく、花付きも良くないし、花模様もグッとこない。
ただ毎年思うことは「さぁ自分の桜は、自分の手で探しに行こうぜ!」という訳だ。
ポストカードみたいに撮りたくても、天候に気候・時間帯などの条件がぴったり合わないと難しく。
それを撮りたい人が多くいれば、場所取りの競争率も大変で。
自分で撮ろうとは思わないけれど、あれはあれですごい事。
写真という趣味の、アプローチ方法の幅広さを実感する。
ただ自分の心に響いたものを、1つ1つ確かめながら
自分の感じる"良い"に最大限近づくよう、試行錯誤していく。
文章を書くのとよく似ている、感覚を形ある物に変換する過程。
他人に評価される、されないなどと考える事なく。
まずは自分が自分の為に心に問いながら、作り上げていく。
ただこれだけの事が、楽しくてやめられない。