所用でこの週末は大阪へ。
色々と見てきた。
行く旅先々で何かしら建築を体感することを心掛けている。
写真では分かり得ない空間に身をおくため、時間の許す限り足を運ぶ。
0310 / Sta.
@近つ飛鳥博物館
圧倒的な大階段とコンクリート壁が古代文化の杜にヨコタワル。
@狭山池博物館
広大な池の畔にコンクリートのボリュームが水の流れを作り出し、人をイザナウ。
夜は、大学の後輩ら4人と酒を交えて盛り上がる。
数日前に突然連絡したのにも関わらず、忙しい合間をぬって来てくれた。
それぞれ欲と現実との間でもがいてた。
彼らが広島に来たときは、全力でもてなそう。
@大阪駅
0311 / Sun.
@ガレリアアッカ
心斎橋の商店街に突如現れる光が匂う小宇宙。
解放と開放。
この建築には色々なものが凝縮されている気がした。
3.11は日本が新しい決意と対峙する時。
「1.17/3.11 明日への建築展」を見る。
http://www.tomorrow-archi.jp/
1m四方の台の上に1/500の模型が整然と並ぶ。
そこには家が一軒一軒、電信柱や木立、道路を走る車、港湾施設や公園。そして巨大な堤防、砂浜、集落の奥に広がる裏山など一つ一つ丁寧に復元されている。
白い模型が、そこにあった生活を想起させる。
その反面、受けとめきれないくらい大きなものを伝えられた気がした。
「飢えた子供のために、建築ができることが必ずある」とサルトルの「文学は飢えた子どものために何ができるのか?」という言葉を引き合いに 高松伸氏が言っていた言葉を噛み締める。
他人の苦しさ、悲しみに思いを馳せることは、人間としてもっとも尊い行為である。
安藤忠雄氏の住宅群。
@大西邸
@帝塚山タワープラザ
@帝塚山の家-真鍋邸