瀬戸内国際芸術祭2010
四方20kmの島は、古くから水に恵まれ、
農業を始め、酪農、漁業も行われる、
豊かな島、豊島。
人々が築き上げた豊かな営みと、
人々が踏み荒らした暗い影が、
表裏一体、多様な世界観を創り出している。
失いかけた豊島本来の姿。
「海」「島」「空」など溢れる豊かな自然が、
アートと共にプラスの力に変わる。
ここは、様々な事物が凝縮された場所。
アートと響く島が、人の知覚に働き掛ける装置となる。
14「トムナフーリ」 森 万里子
33「心臓音のアーカイブ」 クリスチャン・ボルタンスキー
25「Teshima sense"豊島の気配" 」 戸髙 千世子
21「島キッチン 」 安部 良
23「こんにちは藤島八十郎」 藤 浩志
24「ストーム・ハウス」 ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー
19「空の粒子/唐櫃」 青木 野枝
18「ハーモニカ」 スー・ペドレー
17「残り物には福がある。」 クレア・ヒーリー&ショーン・コーデイロ
16「潜在意識下の海の唄」 キャメロン・ロビンス
15「遠い記憶」 塩田 千春
13「Aurora/宇宙的狂気愛/紫の胎動」 横尾 忠則
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26「豊島美術館」 内藤 礼 / 西沢 立衛
間もなくオープン。異様な雰囲気が周囲を包む。
遠目から見てもその凄さが伝わってくる。
是非、入ってみたい。
家浦地区にある「101歳の沈黙/100歳の手」 木下 晋氏の絵には言葉が出なかった。
民家に収められた3枚の絵は生きることを描写し、
空気をも圧倒していた。