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「気持ちのいい建築がいい」
「気持ちのいい建築がいい」_e0149941_13392814.jpg

建築の世界に飛び込んで間もない頃は、いわゆる「スター建築家」が大好きでした。
雑誌を彩るかっこいいプレゼンテーションを眺めては「自分もこんな風になるんだ!」と息巻いていました。
しかし、1年ほど経ったある日、突然魔法が溶けたかのように、スター達に興味がなくなった時期がありました。
その理由は二つ。
一つ目は「スター建築家」は雑誌を始めとしたメディアが儲けるために作り出されるということに気づいたこと。
それで一気に熱が冷めてしまいました。
もちろん、本物のスターもいるが、偽物の方が多かったと思います。
二つ目の理由は、スター建築家は巨大な建築ばかり設計していて「人間が置き去りにされている」と感じたこと。
スターはでっかいものを派手につくらないと雑誌映えしないからしょうがないといえばしょうがない…。
しかし、巨大な建築は胸に詰まるし、人間のスケールからかけ離れているのでは…。
日本には「向こう三軒両隣」という言葉があるように、建築をつくるときにもそれくらい周りとの調和を意識していたはずです。
そんな周りとの調和など意識にすらなく、敷地の中で自己主張ばかりする建築を見れば見るほど虚しくなってきたということです。
そんな時に知ったのが、日本を代表する住宅作家の吉村順三でした。
吉村順三は「教育者」としても有名で、吉村順三事務所からは数多くの日本を代表する住宅作家達が巣立っています。
「気持ちのいい建築がいい」という吉村の名言があります。
これ以上ないシンプルな言葉。
代表作である「軽井沢の山荘」を見れば、吉村が考える「気持ちがいい建築」をすぐに理解できます。
この建物は、リビングが2階の高さにあって、コンクリートの壁で持ち上げられています。
「気持ちのいい建築がいい」_e0149941_13430052.jpg
これだけ綺麗な場所です。
普通だったら「平家を立てていい感じに窓を取ればいいでしょう」となってしまいがちです。
しかし、さすがとしか言いようがなく、あえてリビングをこの高さに持ち上げています。
あたかも森の中にいるような感覚で、美しい森を楽しむことができる高さに2階の床レベルが設定されています。
「気持ちのいい建築がいい」_e0149941_13443665.jpg
ああ、いつかあのソファに座りたい…
こんな風に「木の上の家って気持ちいいだろうな」という感覚は万人に共通していると思います。
その「気持ちいい」をとことん追求した上で生み出されたのが、この森に浮かぶリビング…。
人間の第一義的な欲求はいつの時代も変わりません。
これからの時代は空間の「気持ちのよさ」が再び求められる時代になるのではないかと感じています。
吉村の建築が見直されることを心から期待してます。

# by kotanimasafumi | 2021-07-19 13:45 | つぶやき | Comments(0)
カメレオン
考えがどんどん変わる人は成長し続ける人
「自分を安売りするな」
という言葉を独立してからずっと信じていました。
自分の実力を過小評価すると、それに見合った仕事しか入ってこないようになってしまうということ。
実際、悪い意味で遣われてしまうような仕事はきっぱりと断ってきたし、人生の貴重な時間を無駄使いしたくないと常に考えています。
その考えは、いつも変わりません。
しかし、ですが、、、。
人間そういつも安泰なわけではないです。
仕事には波があります。
それに自分は父親でもあるので、家族を守らなくてはなりません。
そんな時、YouTubeで「自分を安売りしろ」という動画を観ました。
「安売りすることで新たな道が開ける」という内容でした。
その矢先、知人から電話がかかってきました。
「山奥に小さな住宅を建てる仕事があるけど、出来る?設計料はあまりもらえないかも知れないけど」
いつもなら、その時点で断っていました。
しかし、なぜか「はい、させて頂きます」と言ってしまいました、、、。
その仕事は小規模な上に、通常の設計料の半分程度しかもらえませんでした。
完全な赤字仕事。
しかし、その時新しい仕事を欲していたということと、「山奥の小さな住宅」というなんとも心惹かれるフレーズにつられて「面白そうだ!!」と引き受けてしまったということです。
完全に自分を安売りしてしまいました。
しかし、その仕事は想像以上に面白く、ローコストの中でいかに建築の価値を高めていくかという命題に対する、一つの答えを見出せた仕事になりました。
自分の仕事の幅が広がった上、思考の幅も広がりより柔軟になりました。
もちろん、ただやみくもに自分を安売りしろと言っているのではなく。
大切なのは「面白そう」と直感的に思えるかです。
そう直感できて、しかも自分の将来にプラスになるようであれば、自分を安売りすることも時には必要なのだと思いました。
今は様々な価値観が大変革を起こしている最中です。
歴史的にも、物凄い時代、、、。
カメレオン人間にならない方が難しい時代。
どんどんカメレオン人間になって、時代の色に合わせてよいかもしれない。
しかしその中で、自分にしか出せない色をつくっていく事が重要なのだと思います。

# by kotanimasafumi | 2021-07-05 13:49 | つぶやき | Comments(0)
死んだあとに残るもの
人々はお金にとらわれすぎているという。
それは悪いことなのだろうか。
お金は天国には持っていけないからと言う。
頑張って働いてお金を稼ぐことは無意味なことなのか。
しかし、
「働かないと、何か悪いことをしているようだ。働かないと仕事が来なくなるのではないだろうか」
そんな強迫観念も持つようになってしまいます。
最近ふと考えました。
「どれだけ働いたところで、お金は天国には持っていけないんだよな。それに、自分が設計した建築だっていつかは壊されてなくなるんだ。」
「では、いったい何のために働いているんだろう。」
「自分の時間を何に使うのが、最も良いことなのだろうか。」
独立して自分の時間が増え、家族や子どもと接する時間もたくさん取れるようになりました。
その時間は、少なからず子供の成長に良い影響を与えると思います。
しかし、例えば自分がお金や資産をもっと増やして子ども達に残せば、
子ども達は自分がこの世を去った後、より豊かに過ごせるかもしれない…。
であるならば、頑張って働く時間も大切。
ということは、子供との時間と働く時間。
両方大切なのではないだろうか。
子供の成長を手助けできる喜びと、子供に資産を残せる幸せ。両方天国に持っていける。
それに、自分が死んでもこの二つはこの世に残る。
ということは、理想はやはり、
「労働時間を極力少なくした上で十分な収入を得ることができるようにして、家族と過ごす時間を出来るだけ多く確保すること」
ということだと思います。
そのために、これからも精進していくと心に決めました。

# by kotanimasafumi | 2021-06-10 12:42 | つぶやき | Comments(0)
現代の森
アクロス福岡をご存知でしょうか。
・・
現代の森_e0149941_12171162.jpg
・・
「現代のラピュタ」と言っても過言ではない建築
アクロス福岡は旧福岡県庁跡地に建設されました。
同じ旧県庁跡地にあたる敷地内には天神中央公園が隣接しています。
基本構想は、アルゼンチンの建築家 エミリオ・アンバース氏
冒頭の写真は、アンバース氏の原案スケッチです。
建築が階段状になっており、その階段は森になっています。
実施設計は組織事務所大手の日本設計と、スーパーゼネコン大手の竹中工務店。
実施設計とは基本構想をもとに、実際につくるための図面を作成する作業です。
発想したアンバース氏はもちろん偉大です。
しかし、アンバース氏のアイデアをほとんど変えることなく図面に落とし込んだ両者も同じくらい偉大と思います。
実施設計には相当な労力と人手を要したことが想像されます。
そのエネルギーが結晶化し、空間の密度を生んでいます。
・・
現代の森_e0149941_12171538.jpg
・・
現状は、もはや森。
ガラスの面も含めて、建物が全て木で覆われたら絶対に面白いですが…。
現代は新築時に木を植えるにしても、まるですり傷にぬり薬をぬるように、ちょこっと植えて、それで終わりです。
それに比べて、アクロス福岡は木と建物が一体となっています。
雨漏りの心配はもちろんありますが、木の遮蔽効果による断熱がかなり期待できます。
環境問題もはや待ったなしの状態まできています。
そして、日本は高齢化社会で人口も減少の一途をたどっています。
経済も衰退傾向です。
そんな時代を鑑みると、巨大な建築はもはや必要ないのではないかと感じます。
しかし、スケールの大きい建築の魅力も捨てがたい…。
これからの都市がどのようになっていくのか、はっきりとしたことはよくわかりませんが、
何千年もの歴史のある「都市」が突然なくなることはないと思います。
しかし、これまでのような「スクラップアンドビルド」といった風潮は無くさないといけないと思う日々です。
そんな中で、アクロス福岡はきっとひとつのモデルケースになっていくことは間違いないと思います。
・・
現代の森_e0149941_12172374.jpg
・・

# by kotanimasafumi | 2021-05-24 12:11 | けんちく | Comments(0)
仕事で成果を上げたいのならグレーゾーンの仕事
仕事で成果を上げたいのならグレーゾーンの仕事_e0149941_12260601.jpg
仕事で恥ずかしい失敗をしてしまいました…。
お恥ずかしい話であるので、あまり詳細には申し上げれないですが、、、
要は下記のようなものでした。
あるインテリアメーカーさんと建築現場で仕事をしたときの話。
自分は頻繁に現場に行くので、メーカーさんは自分が現場の変化は逐一報告してくれると思っていたようです。
しかし、一戸建て住宅とは違い規模の大きな建物の現場では、全てを把握することは容易ではないんです。
現場は進行し、メーカーさんが家具を設置しようとしていた壁にいつの間にか消防設備が設置されており、
家具が置けなくなってしまいました。
家具は既に製作中であったから位置の変更は容易ではなかったんです。
自分はある程度現場を把握していました。
しかし、図面には設備の大まかな位置は書いてありますが、細かな寸法までは分かりませんでした。
メーカーさんは「現場を見てらっしゃったんですよね」と自分に責任があるような言い方をされました。
自分はたまらず、「全てを把握できている訳ではない」と反論しました。
それに、私は建築設計業務を請け負っているのであって、そのメーカーさんの業務とは契約的には一切関わりがありません。
したがって、言ってしまえば自分にはなんらメーカーさんの業務に関する責任はありません。
と、ここまで「正しい話」をした。
大半の人は上記のように「自分には関係ないし、自分は正しい」で終わってしまうのではないでしょうか。
しかし、仕事はそう単純ではありません。
自分の守備範囲だけやっていればそれでオッケーではないんです。
このようなグレーゾーンの仕事はよくある話です。
近年このグレーゾーンの仕事について、人々は益々無責任になっているような気がします。
先日、ある役所機関に行った際、お客さんが職員に書類のことについて色々質問をしていました。
しかし、その職員は終始「私は書類を発行するだけ」という態度で接し、結局そのお客さんは愛想を尽かして出て行きました。
役所機関に限らず、このような態度の人は多いと感じます。
自分もその職員のように、最初は「自分には関係ないこと」と憤っていました。
しかし、すぐに猛反省したのです。
実はこの「グレーゾーンの仕事」のやり方で、知らぬ間に仕事の質に雲泥の差がついているということに気付きました。
もしも、自分がもう一歩踏み込んで現場をしっかりと把握し、変化を逐一報告していたら、メーカーさんも仕事がやりやすかったと思います。
それに、メーカーさんと今後とも長いお付き合いが出来ていたと思います。
自分にはそこまでの「義務」はないが、そこまでやれば全体がスムーズに回って行くし、各人も最大限に力を発揮できます。
結果として仕事の質も上がります。
そう、自分たち設計者の仕事とは図面を描くだけではないということ。
お施主さん、現場監督、大工、職人、メーカー、その他の関係者を束ねて、うまく動かして行くのが設計者の最大の役割。
そのためには「グレーゾーンの仕事」をいかに軽やかにこなすか、ということがとても重要になってきます。
今回の一件は自分の仕事のやり方を見直すいい機会になりました。
まだまだこれから…。

# by kotanimasafumi | 2021-05-08 12:32 | つぶやき | Comments(0)